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売れない営業マンはツライ!
ツライ、厳しいと悩んでいる営業マンは日本中に大勢いることでしょう。
そんな時、サボりますか?
僕もよくサボっていました(笑)
営業マンが売れない原因を3つ考えてみたので、少しだけお付き合い下さい。
営業マンが売れない3つの原因
営業職で働いていて「もの」が売れない要因は3つ考えることができます。
何でもかんでも営業マンの責任にするのはおかしいんですね。
生真面目な人は、うつ病になってしまいますよ。
では3つの売れない原因をみてみましょう。
「商材」に問題がある場合
営業とは、「売れないものを売ってくるのが営業だ!」とか昔、言われた言葉です。
今でも、こんな愚かな事を言っている人はいるのでしょうか?
僕は、この言葉が大嫌いです。その人にとって、必要のないものを売ることに何の意味があるのでしょうか?
必要としている商材を必要な人に売るのが営業です。
そもそもの考え方が間違っています。
提供する価値がないものは売りたいですか?
勧められた人のことを考えれば迷惑です。
売ってはいけません。
誰も幸せにならない。
誰も喜ばない商材は売る価値がないのです。
売れるということは、必要なものを必要な分だけ必要なものを提供することにあります。
しかし、良い商材でも表現方法や届け方を間違えては売ることは出来ません。
表現方法や届け方とは。お分かりですよね。
営業スキルということです。
しかし、潜在需要という考え方もあることはご承知おきいただきたいと思います。
例えば、「ジャパネット タカタ」の高田社長のようにテレビ通販で、スグに買うつもりの無かったビデオカメラをついつい買ってしまった。
ということはあります。目に入れても痛くない、子供や孫の運動会を残したいという「こと」にフォーカスしてその取り扱いやすさと、ズーム機能があることで得られる「こと」。
これを見事に短時間で表現していましたね。いわゆる付加価値です。
さらに、さらにと続くおまけ。「いまだけ」という期間限定。
これはお孫さんのいるおじいちゃんおばあちゃんは買ってしまうだろうと思いながら見ていました。
これは、もともと良い商品を「もの」として見せるのではなく「こと」として魅せている素晴らしい販売方法です。
潜在的な需要の掘り起こしをしっかりと行われているのであって、必要のないものを売るということとは違います。
第一、良い商材しか取り扱わないから、あそこまでの信用を得ているわけでしょう。
「売れない商材を売るのが営業」という愚考とは大きな違いが有りますよね。
会社に問題がある場合
企業、組織として効率的に成果を出すためには欠かせないものが存在します。
- ブランド戦略
- 営業戦略
- マーケティング
営業職、当人の原因もありますが、当人ではない原因も存在します。それは上記の戦略が企業にないにも関わらず、営業に責任転換をしている人たちはこんな言葉を浴びせます。
- 「お前のやる気が足りないから結果が出ないんだ」
- 「気合入れて仕事してるのか」
- 「もっと頭で考えて行動しろ」
こう言われる原因が別にあるのかもしれませんが、いずれにしろ実に抽象的な表現です。
「売れない」ということには、必ずその「売れない原因」があります。個人が非効率な仕事をしている場合もあれば、組織が戦略なくして売ろうとしているのか。
その欠けているものを、どのように補填するのか、またどのように補うのかを考えなければいけません。