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古典営業のとっても懐かしい名言集をご紹介します。
ようこそ波乗り営業堂へ
こちらでは、なつかしい古典営業の名言集をご紹介しています。
こんな古典営業で大昔(昭和)に使っていた名言を、未だ言っている人がいないことを祈るばかりです。
まさか、あなたの会社にいませんよね???
営業は断られてからが勝負だ!
断られない(余計なストレスを与えない)のがプロの仕事じゃないかと思うんですけど。。。どうでしょうか。
昔は、「契約をもらうまで帰ってくるな!」「それがプロの営業根性だ!」みたいなことがありましたねwww
BtoC営業で、契約書を交わしたのが翌日になっていたとか。。。怖いですね。
それが美徳のように語られたりして。
今は「特商法」や「不退去罪」がきちんと法整備されているので、こんな事をしていたら即110番で逮捕でしょう。
そもそも、断っている = 嫌がっている人に売って、何が楽しいんでしょうか?
断られる前に良い商材を、嘘偽り無しで魅力的だと思ってもらえるように表現するのがプロの仕事ではないのでしょうか。
「断られてからが勝負だ!」は、古典営業の懐かしい名言ランキング第一位です。
おめでとうございます。
1000件廻れば3件お客に当たる!
千3つ(せんみつ)と呼ばれていましたね。
飛び込み営業の基本中の基本とされていました。業種によっては、1/100のセオリーなどとも呼ばれました。
集客手段を人海戦術の営業に頼っていた時代では、このやり方が効果的だったのかもしれませんが。。。
内部事情は常に入社しては退社を繰り返していて、常に求人広告(新聞折込)を出している状態。
ありきたりの営業マニュアルを読まされて、営業研修は一日で終了。
翌日からは、ひたすら訪問営業の繰り返しで帰社後に営業日報を担当幹部に提出。
「訪問件数が少ない」「もっと廻れ」「見込みも件数が少ない」などと叱責を受けるため、営業は「作文」といいながら嘘の営業日報を提出することで、一日が無事終了。
働く人も、お客さんも価値観の変化した現代で通用するのは言葉とは思えません。
断られた件数が多いほど一流だ!
どんなスペシャルトークよりも、お客様から断られた件数が多い営業が一流。
一流になれば多く稼げる。
稼ぎたければ、人よりも1件でも多く断られてきなさい。という、闘魂理論でしょう。
「巨人の松井はなぁー 他の選手の何倍も素振りをしていたからあれだけの結果が出せたんだ」とか。。。
プロ野球選手の素振り回数に例えて話をする馬鹿がいましたが、意味不明、根本的に例える対象が違いますよね。
「断る」と言うことは営業マンに対して拒絶反応を示してわけです。
その当人が拒絶反応を示している人を相手にするわけなので。
実にお客さんにストレスしか与えない、スマートとはかけ離れた考え方です。
一日二日ならともかく、これが数ヶ月、数年続くわけですから、こんな状態では営業マンのメンタルが崩壊します。当然そうなります。
この反論に対して返す言葉は、お決まりの「営業力が伴えば、そんなに件数が廻れなくなる」と。
そのまえに、もし適切かつ高度な「営業社員教育」が出来ていれば、そうはならなかったと思います。
それが出来ていない責任転換とも考えられますよね。
頭を下げて売ってこい!
愚の骨頂とも言うべき営業スタイルでしたね。
現代では、こんなことを言っている会社はないと思いたいですが。。。
一生懸命に、何かを伝えたいと感極まって自主的にそうなるのなら分からなくもないですが、会社でこれを強要するとなると方向性が180度変わってきます。
「頭を下げて売る」という行為は、「お願いします」「買ってください」と言っているのと同じことです。
それは、「スマートな営業」からはかけ離れた、昔の「御用聞き」にも満たない価値でしょう。
では、営業マンが頭を下げるのはいつなのか?
それは、契約書類に正式に署名、捺印していただき、契約が成立した後に「ありがとうございます」とお礼を伝える時です。
それ以外では、下げられたほうも迷惑でしょう。
なぜなら、相手には「売る」という行為にしか映らないから。売られると人は拒絶したくなりますからねww