比々多神社元宮は豊斟渟尊が御祭神!延喜式内社に記載される格式高い神社

スゴイ開運神社

比々多神社元宮とは

比々多神社元宮(ひびたじんじゃもとみや)は、神奈川県伊勢原市に位置する、比々多神社の元社殿があったとされる場所です。この地は古代から神聖な場所として知られ、現在も地元住民や参拝者にとって信仰の対象となっています。

元宮という位置づけからも分かるように、比々多神社全体の始まりの地として特別な意味を持っています。延喜式内社※に記載されるほど格式の高い神社です。その歴史は、農耕文化や地域社会と深く結びついています。

※延喜式内社(えんぎしきないしゃ):平安時代中期に編纂された法典『延喜式』の中で、特に「神名帳」と呼ばれる部分に記載された神社を指す。これらの神社は、当時の朝廷から重要視され、国家的な祭祀の対象とされてきた。

平安時代に編纂された『延喜式』において、比々多神社は「相模国の式内社」として記載されています。

御祭神

主祭神として豊斟渟尊(とよくむぬのみこと)をお祀りしています。また、相殿神として大酒解神(おおさかとけのかみ)と小酒解神(こさかとけのかみ)の二柱も合祀されています。

豊斟渟尊(とよくむぬのみこと)

国土創造の神様であり、大地の開発や発明、創造に関わる神徳を持つとされています。 

大酒解神(おおさかとけのかみ)

酒造りの神様として、酒類業や山火鎮護の神徳があると伝えられています。 

小酒解神(こさかとけのかみ)

縁結びや子授けの神様として、特に女性からの信仰が厚いとされています。

主なご利益

  • 厄除け・開運
  • 五穀豊穣
  • 縁結び・子授け
  • 商売繁盛

比々多神社元宮の見どころ

古代の雰囲気をそのまま残した静謐な境内、歴史を感じさせる本殿や周辺建造物、そして四季折々に美しい自然景観です。

元宮は、比々多神社の起源地とされ、平安時代以前から信仰の場として使われてきました。また、周囲を豊かな自然に囲まれており、静寂な雰囲気の中で参拝者に安らぎを与えます。

比々多神社元宮は大きな観光地ではないため、混雑することが少なく、訪れる人が心静かに参拝できる点も見どころのひとつです。

比々多神社元宮の主な例祭

例祭(れいさい) 4月21日〜22日

白鳳4年(672年)に端を発する年一度の大祭で、三宮祭(さんのみやさい)の名で親しまれています。21日に動座祭、22日に例祭式・御神幸が行われ、三基のカラクリ人形山車の巡幸や、境内での伝統芸能里神楽、植木市を始めとする約200軒の露店が祭りを彩ります。 

国府祭(こうのまち)5月5日

平安時代から続く伝統的な祭りで、一之宮・寒川神社、二之宮・川勾神社、三之宮・比々多神社、四之宮・前鳥神社、一国一社・平塚八幡宮、総社・六所神社による合同祭典です。神揃山での「座問答」や大矢場での国司祭など、多くの神事が粛々と行われ、国土安泰、天下泰平が祈念されます。 

まが玉祭5月第3土・日曜日

日本文化の伝統継承と地域活性化を目的とした行事で、「管弦と舞楽の夕べ」や「古式富くじ」、特設舞台での奉納演舞や演技、まが玉づくり、野点、フリーマーケット、地場産品販売、各種展示発表など、多彩な催しが2日間にわたり繰り広げられます。 

大祓(おおはらえ)6月30日(夏越)、12月20日(年越)

知らず知らずのうちに積もった罪・穢れを祓い清め、健康で明るい生活を送れるよう祈願します。6月の夏越大祓では、茅の輪くぐりの神事が執り行われます。 

酒祭(さかまつり)11月中旬

栗原の沢山(三段の滝)でお水取り神事を行った後、「鶉甕」(うずらみ・県重文・須恵器の土器)に御神水を捧げます。酒解の神さまを称えて、新酒の醸造安全、酒類関係者の商売繁盛を祈願します。 

比々多神社元宮へのアクセス

電車

小田急小田原線「伊勢原駅」北口で下車します。

バス

伊勢原駅北口1番線から「関台経由栗原行き」のバスに乗車し、「比々多神社」バス停で下車します(約15分)。 

「比々多神社」バス停から比々多神社を経由し、元宮へは徒歩で向かいます。道が細く、途中の坂が急なため、徒歩での移動が推奨されます。 

 新東名高速道路「伊勢原大山インター」から約5分で比々多神社に到着します。 比々多神社には複数の駐車場があり、第1駐車場(参集殿横)には20台分のスペースがあります。 

比々多神社の社務所前を通り、林を抜けた先に元宮があります。道が細く、車での進入は難しいため、徒歩での移動が推奨されます。 

比々多神社元宮の主な御守り

  • 身体守(からだまもり)
  • 良縁成就守(りょうえんじょうじゅまもり)
  • 安産守(あんざんまもり)

比々多神社元宮参拝に関するよくある質問(FAQ)

参拝時間は何時から何時までですか?

原則として8:00〜17:00です。ただし、季節や行事によって変更される場合がありますので、事前に公式サイトや直接お問い合わせいただくことをおすすめします。 

御朱印はいただけますか?

授与しています。元宮の御朱印もあり、社務所でお受け取りいただけます。詳細は公式サイトをご確認ください。 

参拝時の服装や持ち物に注意点はありますか?

元宮へ向かう道は坂が多いため、歩きやすい靴と動きやすい服装をおすすめします。また、天候に応じて雨具や防寒具を持参されると安心です。

ペットを連れての参拝は可能ですか?

比々多神社の境内は神聖な場所であるため、ペットの同伴はご遠慮いただくことが一般的です。詳細は直接神社にお問い合わせください。

写真撮影は可能ですか?

境内での写真撮影は可能ですが、他の参拝者の迷惑にならないよう配慮をしましょう。また、神事や特定の場所では撮影が禁止されている場合がありますので、現地の指示に従いましょう。

近隣に食事や休憩ができる場所はありますか?

神社周辺には飲食店やカフェが点在しています。参拝前後の休憩や食事にご利用いただけます。詳細は地元の観光案内所でご確認ください。

瀬織津姫を祀る神社の正しい参拝方法

Mirokuさんが龍神様に教えていただいた神々とご縁を深めて運が開ける「最強の参拝方法」をご紹介します。神社の前に立ったら、下記に沿って神拝詞(かなえることば)を三回唱えます。

三拝・三拍手・神拝詞(かなえことば)・三唱・三拝

  • 祓い給え(はらいたまえ)
  • 清め給え(きよめたまえ)
  • 神ながら(かむながら)
  • 奇しみたま(くしみたま)
  • 幸え給え(さきわえたまえ)

※幸みたま(さきみたま)奇しみたま(くしみたま)は、大黒天の別名でもあります。

己巳の日に参拝するとよりご縁がある

己巳の日は、日本の伝統的な暦に基づいた、特別な日の一つです。具体的には、毎月の巳の日の中でも、天干が「己」、地支が「巳」という組み合わせの日を指します。

己巳の日には、風水や陰陽道などの伝統的な信仰や習慣に基づいて、特別な意味があるとされています。己巳の日には、特に「巳の刻(みのこく)」と呼ばれる、午前9時から11時までの時間帯が、運氣が高まるとされています。

また、己巳の日に神社やお寺に参拝することで、自分自身の氣持ちを整え、心身ともに浄化されるとされています。清められた心身が、金運を引き寄せるパワーを持つという考え方もあるため、参拝によって金運が授かるとされています。

さらに、神社やお寺での祈祷やお祓いによって、神様や仏様の加護を受けることができます。金運に恵まれるためには、運氣を上げることが重要であり、神様や仏様の加護によって運氣が上昇する可能性があるとされています。

比々多神社元宮に直接行く時間がない、行く体力がなくて困っている場合は…

MirokuさんのYouTubeチャンネルで公開している瀬織津姫が祀られている神社の参拝動画がございます。ご視聴いただき、本当にあなたが動画を通して参拝すると、ご利益・氣を享受できると思います。

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